Developers Guide¶
このガイドは、kazunokoを使用中に問題が発生した際に、自分で原因を特定して解決する方法を説明しています。
ユーザーが測定中のトラブル解決やデータ品質の確認を必要とするすべての方向けです。
このガイドの目的¶
- ❌ エラーメッセージが出たとき、何が起きているのかを理解する
- 📊 データが正しく取得できているか、品質を確認する方法
- 🔧 よくあるトラブルに対する実践的な対応方法
- 📝 ログファイルから問題の根本原因を特定する
ガイドの構成¶
基礎知識¶
- エラーメッセージの読み方
- エラーの種類と意味
- コンソール出力の見方
-
よくあるエラーパターン
- ログレベルとは何か
- ログファイルの場所と確認方法
-
JSON形式のログの読み方
- デバイス情報の取得方法
- デバイスが正常に動作しているか確認する
- ファームウェアバージョンとの互換性
トラブルシューティング¶
- シリアル通信の問題
- ポート接続エラー
- タイムアウトエラー
-
デバイスが応答しない
- EventTimeout(イベントタイムアウト)
- ProtocolError / ResponseError
-
イベントがスキップされている
- イベント数が期待値と異なる
- スレッショルド設定の検証
- 記録されたデータの統計分析
パフォーマンスとチューニング¶
- パフォーマンスの問題
- 読み出し速度が遅い
- CPU/メモリ使用率が高い
-
長時間測定での安定性
- Poll countの意味と調整方法
- タイムアウト値の最適化
- イベント読み出し速度の向上
Advanced¶
クイックリファレンス¶
よくあるエラーと対応¶
| エラー | 原因 | 対応 |
|---|---|---|
| ポートが見つからない | デバイスが接続されていない | USBケーブルを確認 |
| Timeout | デバイスが応答していない | 電源を再確認、リセットを試す |
| EventTimeout | イベントを受け取れていない | スレッショルドを下げる、poll_countを増やす |
| ResponseError | デバイスからの応答形式が不正 | デバイスの再起動を試す |
すぐに確認すべきこと¶
# 1. デバイスが接続されているか確認
uv run kazunoko status
# 2. ファームウェアバージョン確認
uv run kazunoko version
# 3. 少数のイベントで試す(モックモード)
uv run kazunoko read 5 --mock
# 4. 実デバイスで試す
uv run kazunoko read 5 --verbose
# 5. ログファイルを確認
# macOS: cat ~/Library/Logs/kazunoko/kazunoko.json
# Linux: cat ~/.local/share/kazunoko/logs/kazunoko.json
ログファイルの場所¶
各OSでのログファイルの保存場所:
- macOS:
~/Library/Logs/kazunoko/kazunoko.json - Linux:
~/.local/share/kazunoko/logs/kazunoko.json - Windows:
%APPDATA%\kazunoko\logs\kazunoko.json
ログファイルはJSON形式で保存され、タイムスタンプ、詳細なエラー情報、コンテキストメタデータが含まれています。
次のステップ¶
問題の種類に応じて、該当するセクションを参照してください:
- 最初に: エラーメッセージの読み方
- デバイスの問題: シリアル通信の問題
- データの問題: イベント読み出しの問題
- パフォーマンス: パフォーマンスの問題
- 詳しく知りたい: ログの基礎
問題が解決しない場合¶
以下の情報を用意して、GitLabでissueを作成してください:
- エラーメッセージ(スクリーンショット)
- 実行したコマンド
- ログファイルの内容(
--level debugで取得) - デバイス情報(
kazunoko versionの出力) - 環境情報(OS、Pythonバージョン)
詳しくは デバッグモード を参照してください。